雑記帳

つれづれなるままに

【読了#20】瀧羽麻子 うさぎパン

 

うさぎパン (幻冬舎文庫)

うさぎパン (幻冬舎文庫)

 

幼い頃に母親を亡くし(ほとんど母親の記憶がない)父親の再婚相手が母親になった女の子のお話。

タイトルの可愛さからは、とてもそんなヘビーな生い立ちがあるなんて想像つかなかったが。

 

ある日、家庭教師の女性にふと舞い降りてきた亡くなった母。

幼すぎて覚えていなかった母の事、新しい母の事。

それが最後に繋がっていくのだから人生って分からないものです。

もっとパンのお話が出てくるのかなーと思ったらそうでもなかった。

 

このお話に出てくる、亡くなった人が憑依する、みたいなのはあまり信用してないのですが

霊感のある家系なので「見えてしまう」みたいなのは結構信じてたりします。

 

少し前まではいとこの子供が「亡くなった人が見えてしまう子」でした。

それはそれは不思議なもんで、お迎えに来たママの車には

毎日のように亡くなったお爺ちゃんが一緒に乗って来てたんだそうです。

自宅に着く頃にはいなくなると言ってたので、家に着くまで心配して見守ってたのかな。

身内の霊って、怖さよりも心の温かさを感じるから不思議なものです。

 

 

 

先月あたりから日によって低い音の耳鳴りがして、人の声が聞こえにくかったり

自分の声が響いたり、耳が詰まったような症状に悩まされていました。

図解でわかる 耳鳴りの原因と治療法

図解でわかる 耳鳴りの原因と治療法

  • 作者:渡辺 繁
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

人の声が聞き取りにくいのは、仕事で窓口対応しているのでとても気を遣います。

車のエンジン音、電話、換気扇など、色んな音が響いてホントに気持ち悪い。

耳鼻科に行ったら、外耳炎と診断されて炎症止めの薬と点耳薬をもらいました。

耳掻きのしすぎだったり、ストレスで耳をいじっているみたいです。

 

聞こえにくいのはきっとストレスからじゃないかな…と思うんだけど。

仕事でクレーマーに怒られてばかりなので、心が折れてしまってます。

怒られ耐性が無いもんで。

お前呼ばわりされて怒られてるのに、誰も助けてくれないのも泣ける。

あの人達、私の倍はお給料貰っているだろうに…。

 

体に支障が出てきたことだし、人件費削減で働く時間減らされるみたいだし

ここいらで契約満了で終えるのが一番当たり障りなくていいかなーと思ってます。

仕事見つかるかなぁ。

 

飲みたい気分だけど、アルコールは耳に良くないらしいし薬も飲まないといけないから、しばらくは禁酒。

耳が悪くなるなんて初めてだけど、こんなにしんどいと思っていなくてホントつらい!!

 

今年は笑ってストレス溜めないように生きたいー!!!

 

【読了#18&19】よしもとばなな スナックちどり他

お久しぶりの更新です。

 

2019年は本を読もう!と決めて、ブログに感想を書き始めました。

あろうことか、読んだけど感想を書き忘れたり、何を読んだのかも忘れてしまった事もありまして…

結局、1年間で20冊程度ですが読むことが出来ました。

 

この歳になって、図書館へ行くのが楽しみになるなんて。

歩いて行くといい運動にもなるので、今年もまた沢山本を読んでいこうと思っています。

 

さて、昨年読んで感想を書き忘れていた分をまとめて載せていきます。

 

【読了#18 よしもとばなな/スナックちどり】

スナックちどり (文春文庫)

スナックちどり (文春文庫)

 

40歳で離婚。

いとこは育ての親を亡くす。

そんな2人の海外旅行。

のんびりしててとても良い。

旅行って色々見てまわりたいから、意外とハードスケジュールになりがち。

こんなにゆったりとした旅行ができるのは、相当お金と時間に余裕のある恵まれた人達だわね。

いとこと旅行、ってなかなか出来ないよね。

私は、近くにいるいとことは疎遠なので連絡先さえ知らない。

同い年のいとこが2人いるけど、1人は離婚してシングルマザーになったらしいし(親ヅテに聞いた)

もう1人は鬱からアル中になって入院していると聞いた。(遠くに住んでるいとこに聞いた)

そして私はいまだ独身でフラフラしている。

同じ血が流れているのに、本当に人生色々である。

 

【読了#19  瀧羽麻子/虹にすわる】

虹にすわる

虹にすわる

 

フリーで家具職人を始めた男子2人組の話。

いい歳してまだ天職にたどり着かない私からすると、普通に会社勤めするよりも、こういう世界で生きれる人がとても羨ましい。

売れなきゃ食べていかれないから大変だとは思うけど。

石橋を叩いてばかりで渡らないより、意外と楽観的に笑ってる方が上手くいくのかもしれないと思う一冊。

サクセスストーリーは現実とはかけ離れてるけど、今年は前向きに生きたいと改めて思った。

 

あと一冊読んだけど、タイトルを失念。

思い出したらまた書きます。

藤子不二雄ミュージアム


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ずっと行ってみたかった藤子不二雄ミュージアム

微妙に遠いなーとか、前売り券を買うのが面倒くさいなーとか

土日は子供達でいっぱいだと聞いて中々足が向かなかったんですが

テレビで「原画展開催中」と言っていたので、平日に有給を使って行ってみることにしました。


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のび太くんの家。


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よく出来てる。

これは子供達が見るより、私の年代が懐かしんで見ものじゃないかしら。


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空き地の土管に座ってみる。

思いのほか高くて、高所恐怖症の私は足がプルプル。

降りるのもまた怖かった。


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パーマン

今の子供達は知らないんじゃないだろか。

 

目的だった原画展は最高でした。

昔読んだことのあるドラえもんの原画とか、もう胸熱。

行ってみて良かった藤子不二雄ミュージアム

 

ただ、ここでしか鑑賞できないアニメ映画があったのですが

ドラえもんの声が大山のぶ代じゃなかったことだけが残念でした。

私には今の声がピンとこないんだよなー。

 

【読了#17】瀬尾まいこ 春、戻る

 

春、戻る (集英社文庫)

春、戻る (集英社文庫)

 

ある日突然現れた、兄と名乗る男。

一体誰なのか最後まで目が離せませんでした。

 

自分が思い描いた未来じゃなくても、忘れたくてなかったことにしたい過去があったとしても

今が幸せで楽しく生きていられるならそれでいいじゃないか、と思う作品でした。