富岡製糸場はモダンでどこか懐かしい雰囲気がしました。
懐かしい顔のポストもレンガと馴染んでいます。
きっと昔からここにあって、当時働いていた人達が
故郷の両親や好きな人に手紙を出していたんだろうなぁ…
なんて想像をしてみたり。
敷地内には診療所の建物も残っていましたが、内部は見学不可。
お医者さんにかかることも贅沢だったであろう時代。
工場に診療所があることは、恵まれた環境だったのでしょうね。
某映画の内容から、過酷な労働というイメージがありますが
だいぶ脚色されているらしいですね。
お米も食べ放題だったし、賃金がとても良かったそうですよ。
女工館。
フランス人女性教師(技術を教えるために雇われた)の住居だったそうです。
今見てもバルコニーがとってもおしゃれ!
外国人が住むために、西洋のテイストを入れたのでしょうね。
内部の見学は不可…残念。
いつか補修工事をすることがあったら、内部を見てみたいです。
繰糸場へ。
天井がすごく高くて、明るーい!
当時の日本には存在しない工法で建てられていると書いてありました。
屋根から蒸気が抜けるようになってるそうです。
自動繰糸機。
昭和40年代の物だそう。
機械化されるまでは女工さんの手作業だったのですね。
ここで立ち止まっている人はほとんどいませんでしたが
ノスタルジックな気持ちになって、しばらく眺めていました。
学校に似ているせいかな?
なんだか好きな景色でした。
こちらも内部の見学は不可。
床が抜けちゃうのかなー。
女工さんの宿舎。
こちらも内部の見学は不可。
外の階段とか、ちょっとわくわくするよねぇ。
部屋の中もどんな感じになっているのか見たかったなぁ。
ブリュナ館。
フランス人の指導者・ブリュナ氏が家族と暮らしていた住居。
ものすごく広くてびっくり!
明治に入ってから指導者のブリュナ氏がフランスへ帰ります。
その後この建物は、女工さんが読み書きなどの教育を受けるために
夜学校として使っていたそうです。
最初見た時、昔の校舎っぽいなーと思ったのはそのせいだったのね。
内部まで見学できる建物が思っていたより少ないので
見学自体はあっという間に終わってしまいました。
でもとても興味深く歴史を知ることが出来、満喫できました。
今まさに改修工事をしている所もあり、完成したらまた見に来たいです。