タイトルにひかれて読んでみました。
叔父さんがフランス人と結婚したので
親戚にフランス人がいるという、とても珍しい環境に身を置かれている中島たい子さんのエッセイです。
5歳で初めてフランスへ行くも、興味がなかったなんてなんとも贅沢な!
まあ、小さい頃に親戚んちに行ってもその地に興味なんて全く持たないよね。
叔父さんと、その妻のロズリーヌさんはパリ在住。
ロズリーヌさんの作るお料理、手ごねパンが文中に出てくるたびにお腹が鳴ります。
レシピも載ってるんだけど、変わった材料も多く私には揃えられそうにありません。
面白かったのが、パリでは光化学スモッグ注意報が出ると
なるべく車に乗らないように電車が無料で乗れるそうです。
その日が来ると出かけるように勧めてくるロズリーヌさんは、日本で言うドケチ主婦だと思うんだけど
「パリ」という響きからか、全くそんなセコさが感じられないのがスゴイです(笑)
ハード系のパンは何度か食べたけど、そんなにハマらなかった。
美味しいハード系のパンに出会ってないからなのかな?
ロズリーヌさんのパンを食べてみたい。