雑記帳

つれづれなるままに

【読了#7】小川糸 ツバキ文具店

 

ツバキ文具店

ツバキ文具店

 

図書館で借りようと思っても、いつも貸出中で中々読めなかった本。

予約というシステムがあることを知り、やっと読むことができました。

 

舞台が鎌倉って聞くだけで、なんだかほのぼのしたお話なんだろうなぁとわくわく。

そういえば、大好きだった漫画の海街diaryも鎌倉のお話だったなー。

 

主人公、鳩子の周りに集まる人達はみんな優しくてキャラが濃い!

中でも私が1番好きなのは男爵。

古き良き昭和の男性感が、とても魅力的でした。

こういう気難しそうなオッサンって、好き嫌い分かれると思うけど。

でも美味しいお店を知ってたり、意外とオシャレなお店を知ってたりするから侮れないもんです。

最近の男性に欠けてるであろう、多少強引な所が男らしくて好きだなー。

飲み友達になりたいわ。

 

それにしてもよくわからなかったのが、鳩子がなぜ祖母に育てられたのか。

母親から子供を引き離す祖母って一体…。

最後まで母親は出てこないし、なんだかモヤモヤしたまま終わった感じです。