雑記帳

つれづれなるままに

【読了#11】瀧羽麻子 

 

働いてる身からすると、仕事を題材にした小説はリアルでもあるし非現実的でもあります。

こんなに良い職場があるはずないし、こんなに良い上司がいるわけないし

こんなに毎日ドラマチックに仕事が進むわけがないし

こんなに話の分かる優しい彼氏がいるわけがない。

だけど、仕事を頑張る女性の小説は面白いんです。

恋愛に重きを置いている小説が肌に合わなくなってきたせいもあるかもしれませんね。

 

瀧羽麻子さんはOLの経験があるのでしょうか?

会議や社内の様子など、本当にリアルで想像がしやすくて自分もその場で働いてる気持ちになりました。

 

働いていると、去る者もいるし入ってくる者もいる。

自分が去る立場になる時もあるし、送る側になる時もある。

特に私は派遣社員として働いていますので、ここ数年はその繰り返しです。

 

さて、主人公が最後にどの道を選ぶのか。

自分と重ね合わせて考えてしまいました。

私なら別の道を選んだな。