平成の大改修が終わった東照宮へ。
周辺の道は渋滞になっておりました。
年間約200万人が参拝に訪れるという数字は伊達じゃありません。
ちなみにこのあたりの標高は、スカイツリーと同じだそうです。
陽明門。
改修を終えたばかりのせいか、白い部分はより白く
金ぴかの部分はより一層金ぴかになっていました。
す、すごい。
こんなに細部まで彫刻が施されているなんて。
いつまで見ていても飽きない、とはよく言ったもので
みんな端に寄って口をぽかあんと開けて鑑賞にふけっていました。
私だけかもしれないのですが、あまりに煌びやかな建物を見ると
少しゾッとして怖くなってしまいます。
台湾や中国に多い、屋根に龍の彫刻などが施された建物とか。
大きさや色合いがあまりに非現実的すぎると
急に怖くなってきて、鳥肌がたってしまうのです。
中華街の建物もちょっと怖いです。
五重塔。
なんでもスカイツリーと共通点があって、五重塔の構造が耐震構造に優れており
確かに五重塔が地震で崩れたなんて話は聞いたことがありません。
三猿、眠り猫、鳴き龍と行きたかった場所はすべて鑑賞できました。
並ぶのがとても苦手だけど、次はいつ来られるか分からないので
我慢して並びました。
眠り猫をくぐって奥の院へ。
険しく長い階段をひたすら歩きました。
こんなにキツかったっけ…と思うのは、私の体力が落ちたせいでした。
なんつー遠いところにお墓を作ったのよ。
歳を重ねたらきっと行かれないだろうなぁと思います。
願いが叶うという杉の木にも、しっかりと参拝。
時間もせまっていたので、これで東照宮の拝観はおしまいです。
小学生の頃に来た時は何の感動もなく流して見ていたけれど
こうして歳を重ねると、旅行をするたびに「次はいつ来られるんだろう…」とか
「もう一生来られないかもしれない…」などと感慨深くなるものですね。
そういう気持ちになるせいか、余計に時間をかけて観て来ました。
またいつか来られるように頑張って生きよう。