雑記帳

つれづれなるままに

5月

悲しかった4月がやっと終わり、5月も終わろうとしている。

かつての派遣先で、席が近くてよく話した人が突然亡くなり、GW直前に初七日が過ぎた。

この目で何も見ていないし、信じられない気持ちのままだったけど

GWが始まってすぐ、当時仲の良かったパートさんと以前の職場前で待ち合わせて会うことにした。

2人でその人の話をして、一歩を踏み出す時間にしたかったから。

なんせ私達は当時その人のファンであり、完全なる「推し」みたいに思っていたのだ。



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雨予報で、風も強くて横なぐりの雨になる予報が出ていた日。

待ち合わせの時間が近くなるにつれ、空が明るくなっていくのが分かった。

 

近くの公園でランチできるようになるほど天気は回復して、思い出を語り合えた。

葬儀の日も雲一つない快晴だったので「爽やかでカッコいいあの人らしい空だね!」「流石だよね!」って言って、2人で力無く笑いながら空を見上げた。

 

もういないんだ。

この時、私達は現実をついに受け止めてしまったんだなぁと思った。

 

 

悲しい出来事があってから、あっという間に1ヶ月が過ぎた。

私の誕生日の日にちと、月命日の日にちが偶然同じなのできっと一生忘れることはないのだろう。